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「日米修好」30円に機械年賀印


井原 36.1.1 年賀

 台切手発行当時では和文機械印は専らはがきの押印に使われていましたので、「おや?」と思いました。よく見ると、36.1.1の下に薄く「年賀」の文字が見えます。封書でも珍しいのに外信用の額面30円に機械印です。これはちょっとしたナイスな掘り出し物と言えるでしょう。

 外信便だとすると、15gまでの船便書状料金と200gまでの業務用書類料金が30円(昭和34年4月1日〜昭和36年9月30日)で符合します。よほど大量の差出だったのでしょうか? 東京中央などでは欧文機械印がありますが、「井原」局では和文機械印で代用処理したのでしょう。

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