![]() 石狩・北海道庁内 40.11.24 |
五重塔航空切手は本来国内航空郵便用に発行されたのですが、当初の目的での使用はごくわずかです。特に、この15円は1962年(昭和37)年の発行ですので、国内航空便廃止(昭和28年)から10年近くも経ってからの発行は、円位5種を全部発行すること以外に、目的が判然としません。
この台切手の1枚貼り使用は外信便印刷物50gまでが該当しますが(高い評価額です)、使用数は少なく、相当に売れ残っていたようです。1966年(昭和41)になって、封書が15円になりましたので、適用使用ができるようになりました。この使用済みは昭和40年なので、張り合わせで使用されたと思われます。
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