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五重塔航空30円コイル切手に三日月型欧文印


O(SAKA) 14.VII.62

 五重塔航空切手はもともと1951年(昭和26)の国内航空便の再開に合わせて発行されました。30円切手は同年の料金値上げに対応するために発行されましたが、昭和28年には国内航空便は速達郵便と併合されましたので、円位五重塔30円は専ら速達便に貼り足して使用されました。まして、30円コイル切手は30円普通切手の臨時代用として京都中央局で短期間販売されたものです。そのコイル切手が外信便に貼られて欧文印が押されるなんて、航空切手の面目躍如というところです。

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