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2次国立秩父多摩7円に櫛型年賀印


北海道・江部乙 44.1.1 年賀

 きれいな櫛型満月印です。しかも台切手の額面に相応しい年賀印です。ただし、台切手の発行は昭和42年11月ですから、翌年の昭和43年の年賀印ならば一層よかったのに、と少し残念。

 「江部乙(えべおつ)」局は道央の滝川市の少し北に位置する局で、明治28年7月に「音江法華」という名称で設置され、4年後に現名称に改称、昭和16年から集配特定局になっています。現在のところ、旧国名表示の最遅使用は昭和42年6月、一方、北海道表示の最早使用は昭和47年7月です。この印の日付は最早使用のように見えますが、年賀印なのでデータには登録していません。おそらく昭和44年前後から北海道表示印が使われ始めたと考えられます。

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