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日本赤十字75年に標語入り機械印


暑中/見舞いで/旧交を 足立

 赤の刷色にとび色の標語印なので少々読みにくくなっています。台切手の「日本赤十字75年」は1952年(昭和27)5月1日の発行で、額面が銭単位から円単位で表示された、(普通切手も含めて)最初の切手です。

 広告入り標語印の使用は1950年(昭和25)から始まり、1952年(昭和27)5月31日をもって(原則的に)廃止されました。標語部の縦の長さが36oと27oの2タイプが存在します。この標語印「暑中見舞いで旧交を」は後者に属し、使用期間は文献によると昭和25年6月21日〜昭和26年7月30日と記載されています。この台切手の発行は昭和27年5月ですので、もしかすると、最遅使用データの更新かもしれませんが、日付が読めないのが何とも残念です。

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