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文化人「野口」第2版に櫛型日付印


本郷 25.9.10

 文化人「野口」第2版の櫛型印消しです。台切手は1949年(昭和24)11月3日に「文化人切手」の先頭を切って発行されました。その後、増刷されることになり、第2版が発行されました。この使用済みは昭和25年9月の消印ですが、第2版としては発行年の使用かも知れません。

 『日本切手専門カタログ』には第1版と第2版の違い、見分け方が図入りで解説されています。(1)第2版では「8」の中にある3本の線が右上に角度がついていること、(2)第2版での印面が23.7oで少し横幅が広いこと、(3)印面下辺と左飾り下辺が段差なく、直線的につながっていることなどが知られています。

【文献】『日本切手専門カタログ2004』、日本郵趣協会、2003年。

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