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自然公園に旧国名入り櫛型印


石狩・幌向 34.7.28

 旧国名表示消しの記念切手3枚目です。台切手の発行月の使用済みで、印の掛かりもまずまず、凹版印刷にも負けずに、可読印となっています。文献によると、台切手はザンメル凹版印刷による第1号切手でしたが、少し陳腐な構図の富士山を描いて、期待外れの評判だったそうです。

 幌向(ほろむい)局は明治28年1月に南幌町に設置され、昭和16年2月に特定局に改定の後、昭和38年1月から「南幌(なんぽろ)」と改称されています。同じ旧石狩国内に岩見沢幌向局がありますが、同名ですが別局です。

【文献】内藤陽介『解説・戦後記念切手U ビードロ・写楽の時代』、日本郵趣出版、2004年。

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