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鳥シリーズらいちょうにご当地ローラー印


 ライチョウは寒冷に適応して氷河期を生き抜いた鳥で、特別記念物に指定されています。北アルプスの立山はライチョウに出会える山として知られています。富山局の発行年の消印はご当地消しとみなして問題ないでしょう。

 台切手は鳥シリーズとして発行された2番目の切手です。「るりかけす」もそうですが、この「らいちょう」切手も田型やブロックで見ると目打ちの縦横合流点が混雑しています。この欠点を反省して、次の「きじばと」からは目打ちがきれいに調整されています。

 昭和36年の花シリーズ、昭和38〜39年の鳥シリーズ、昭和41〜42年の魚介シリーズでは描かれる動植物名がひらがなで表記されています。これがカタカナで表記され始めるのは昭和49〜53年の自然保護シリーズからです。一般用語としては「さくら、桜」のように漢字またはひらがなで表記し、学術的名称として使うときには「バラ科サクラ目」のようにカタカナで表記するようになっています。たしかに、自然保護シリーズからラテン語表記の学術名も付けられています。

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