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文通「日本橋」に旧国名表示櫛型印



北見・中頓別 37.11.--

 消印が薄いため、データを読むのに苦労します。台切手の文通「日本橋」は1962年(昭和37)10月7日の発行ですから、発行月の消印となります。額面40円は、当時の国内料金では、1000円までの書留便に合致します。また、書状10円に速達料金30円を合わせて40円となります。

 局名にある「頓別(とんべつ)」は、アイヌ語のトウンペツ「湖に入る川」という意味です。この地域で砂金が見つかったことから、明治から大正にかけて「北のゴールドラッシュ」が起こり、後に鴻之舞金山の開発につながっていきました。北海道は屯田兵による開拓とともに、石炭や金などの資源開発が先行したことがわかります。

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