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「若戸大橋」に旧国名表示櫛型印



石狩・当別 37.9.2(7)

 この台切手も凹版印刷ですので、インクのはじきがよく見られます。この消印ははじきによく耐えていて、橋架部分の日付データも読むことができ、発行月の使用であることがわかります。

 当別(とうべつ)の語源はアイヌ語のトーペツ、「沼からくる川」の意味です。登別、芦別、紋別のように、北海道には「別」のつく地名が多くあります。アイヌ語でペツは「大きな川」の意味で「別」という漢字が宛てられます。これに対して、ナイは「小さな川」を意味し、稚内、神恵内、真駒内など「内」の字が当てられます。

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