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「製鉄百年」に旧国名表示櫛型印

 

釧路・阿寒 32.12.12   釧路・厚岸 32.12.21

 台切手は1957年(昭和32)12月に発行されました。2枚共、旧釧路国の消印で、発行当月の消印となります。

 「阿寒」は丹頂鶴とまりもでよく知られる阿寒国立公園のある町です。丹頂は普通切手100円だけでなく、ラムサール条約記念切手やふるさと切手の題材になっています。阿寒湖のまりもは動植物国宝の55円切手に描かれています。阿寒の語源はもちろんアイヌ語だそうですが、諸説があるようです。

 もう一方の厚岸(あっけし)のアイヌ語源にもいくつかあるそうです。アツケウシイ「アツシ草をいつも剥ぐ所」が有力ですが、厚岸はカキの産地としても有名で、アッケケシは「カキの獲れる所」の意味です。

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