旧渡島国の「尾札部(おさつべ)」局の消印です。年データの先頭が切れていますが、台切手の発行翌月の消印です。尾札部の語源はアイヌ語のオサツッペで、川下が乾く川の意味です。北海道には、長万部(おしゃまんべ)、興部(おこっぺ)、鹿部のように、「部(べ、ぺ)」のつく地名が多いのですが、これはいずれも「川、所」の意味です。