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和文ローラー印における行頭中間点(鹿児島県以外)〜その2

  
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 もうひとつ、中間点先頭型のローラー印消しが見つかりました。「東京中央・パークビル内」局の48年消し(1)と52年消し(2)です。ここでも中間点行頭の理由は各行の文字数の調整にあるように見えます。結果として、48年消しでは、4,5,5文字の配列となっているのですが、「・」と「ー」が行頭に来ているのは国語表記の観点からは感心しません。52年消しでは、依然として中間点行頭のままですが、2行目と3行目の構成を変更していて、読み易くなっています。

 ちなみに、同局のさらに別の消印(3)では中間点を1行目行末に置き、2行目は漢字のみ、3行目にカタカナ等の残りを配置していて、さらに「改善」されています。この年号がわからないのが残念ですが、おそらく52年よりも後の「改良」版だと思われます。

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