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緑みろく50円に国名入り和欧文機械印短期使用局印

  
大分 17.8.79

 これは「通常10キロボックス」から出てきた1枚です。うっかりすると見逃してしまいそうですが、解体作業の初期でしたので気づくことができました。「出るときには意外とあっさり出るんだ」が感想でした。

 国名入り和欧文機械印は1968年(昭和43)12月から1979年(昭和54)8月31日まで全国の主要局で使用され、同年9月から元号入りの第U期和欧文機械印に切り替えられました。この切替の比較的間近に使用開始された局がいくつかあります。中でも、大分局は1979年7月6日〜8月31日までの57日間のみの短期使用局です。郵便物の取り扱い量もそれほど多くはない局ですので、満月印、可読印、オンペーパーでも貴重とされます。思いがけずのお宝に大喜びしています。

伊藤 和彦「和欧文機械印の使用局一覧」、2014年6月。

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