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ソメイヨシノ10円に北海道表示櫛型印


茂尻 39.2.2- 上厚真 41.2.20 増毛 41.5.1 金山 41.2.2- 大夕張 39.9.28 小清水 40.2.2-

 ソメイヨシノ10円と新旧キク15円を含む通常切手オフペーパー1s(2袋購入)の中から見つけました。もちろん購入の目当ては旧国名入りと北海道表示の消印探しで、できるだけ未集の局(隙間)を減らしていくことです。ソメイヨシノ10円に北海道表示なら、当該局の最早データを更新するかもしれない楽しみがあります。

 上の6枚はいずれも北海道表示の消印で、昭和39年〜41年の日付がついています。北海道表示への移行は昭和38年9月の「層雲峡」局が最初で、それが徐々に拡大し、昭和45,6年までにはほぼ移行したとされています。したがって、上の6局は比較的早く移行した局と言えます。さて、上の6局に何か共通点は見つかるでしょうか? 「集配特定局」が共通点(のひとつ)です。当時の郵便局は、普通局、(集配/無集配)特定局、簡易局に区分されていました。特定局の中では集配局の方が無集配局よりも早期に移行したのではないかという仮説を立てています。もちろん多くのデータ検証が必要ですが、扱う郵便物の量、局の知名度の観点からも、集配局の方が北海道表示に移行しやすかったと推定しています。(「旧国名〜北海道表示:消印表示の移行調査」にご協力よろしくお願いいたします。

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