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2次国宝切手に昭和直彫ローラー印

  
(東京)中央 56.12.21

 昭和56年にローラー印は直彫式から更埴式に切り替えられましたが、一部の地域(東京、九州、沖縄の一部局)では引き続き従来形式のローラーが使われました。これは昭和直彫ローラー印と呼ばれています。

 左の1枚は、第2次国宝シリーズ第7集の「船橋蒔絵硯箱」に(東京)中央局の直彫ローラー印が押されています。「中央」局の中では東京中央と熊本中央の可能性がありますが、「56」の字形から「東京中央」であると判定できます。九州地方の「56」は一回り大きくて字間が狭いように見えます。

鈴木 盛雄「現行消印解体白書 第5回」、『郵趣』2010年6月号。

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