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従来、摩耗によって太波の機械印が発生すると考えられていましたが、下記の文献では代わって波部表裏逆植説が提唱されています。私も逆植説の方が自然で、説得力のある説明だなと感じています。
太波の機械印は戦後時期にも見かけられますが、梵鐘60円の時期には(愛知)西尾局と(愛媛)新居浜局の印影をよく見かけます。見つけるたびにキープしているので、どちらも10枚以上在庫がたまっています。60円記念切手と合わせて、そろそろ局別にリーフに仕立ててあげても良いかと考えています。
榎木 英雄「"いま"を楽しむ収集 現行リアルタイム 第8回」、『郵趣』1996年8月号。
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