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ヒオウギガイ41円に鳶色選挙機械印


  北海道・栗沢 3

 鳶色の選挙機械印は、候補者が切手貼り付けて差し出す選挙はがきに押される印です。ちなみに、切手を貼る必要のない無料の選挙はがきには黒色の機械印が押されます。選挙印は時刻欄が空欄であること、月日が選挙公示日であることが、通常の消印とちがう点です。選挙印は偽造しやすい印なので、データ部まで見えるようにオンペーパーのままにしています。

 ヒオウギガイ41円は1989年(平成元年)3月から、次のオシドリ41円が発行される1992年11月(平成4年)まで、約4年間はがき料金切手として使われました。この期間内に多くの選挙が行われたようで、選挙印のついた使用済み切手は比較的入手しやすいです。一方、はがき30円の時期(昭和56年1月20日〜同年4月1日)は短く、ツバキ30円の選挙印消しは貴重となります。

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