![]() 天塩・剣渕 45.5.26 |
櫛型印A欄の局名が旧国名入りから北海道表示にどのように移行したかの実態を地道に調査していくこと私の郵趣目標の一つになっています。この一枚はその目的にまさに打ってつけで、剣渕局では少なくとも昭和45年5月26日までは旧国名表示が使われていたことを示す、いわゆる最遅(the latest)データとなります。
北海道は面積が広い(東北地方6県を合わせたよりも広い)ですから、「北海道・剣渕」といわれても(地元道民でさえ)その局がどこにあるのかピンと来ませんが、「天塩・剣渕」ならば(少なくとも道民には)より見当がつきやすくなります。A欄旧国名入り表示が北海道地方において例外的に戦後昭和40年代まで使われ続けた理由もこの辺にあると思われます。
こちらのコーナーでも旧国名入り消印が取り上げることが多くなると思われます。
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