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20円新藤に和文唐草機械印

  
市川 47.3.24 後0-6

 新藤20円への和文機械の満月印はそれだけでも嬉しいのですが、今回のポイントは消印の年代と時刻欄の表示です。櫛型印や唐草機械印における時刻表示は、昭和40年に郵政省告示が出され、いわゆる戦後型(午前・午後)から24時間型へと同年5月1日から切替えられました。しかし、この切替は全国一斉ではなく、徐々に進行し、中にはかなり遅くまで戦後型時刻表示を使い続けた局(牛込、高輪、大阪中央、横須賀、和歌山、宇都宮局など)があります。市川局もその一つです。

 以下は、私が持っている範囲での、戦後型後期使用局の最新データ(上記7局分)です。

牛 込昭和49年5月2日
大阪中央昭和47年11月22日
高 輪昭和47年6月10日
横須賀昭和48年2月10日
和歌山昭和49年xx月15日
宇都宮昭和49年8?月31日
市 川昭和47年9月11日

 郵趣関係の雑誌や会報に公開されているデータをご存知の方は、是非お知らせください。

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