![]() 札幌 25.--.18 |
赤い刷色にとび色の機械印ですので、読みにくいのですが、特に月データはどうしても読めません。台切手が発行された昭和25年2月1日以降である、としましょう。
年賀切手でありながら、新年が明けた2月1日に発行された理由は、年賀お年玉切手シート用に年賀切手を急遽発行するためと説明されている。昭和25年用の年賀はがきを発行したので、年賀切手の発行は当初予定していなかったそうだ。下記文献によれば、売れ残った切手の販売を促進するため、郵政省は3月20になって「小型シート保存用タトウ」(4種)を発行し、小型シートに当選しなかった人もタトウに台切手5枚を貼って楽しめると宣伝したとあります。
【文献】『ビジュアル日本切手カタログ:Vol3 年賀・グリーティング切手』、日本郵趣協会、2014年、p.38。
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