![]() (TO)KYO --.--.60 14-16 |
欧文印の月日データは見えませんが、1960年(昭和35)の使用です。穿孔としては最後期の使用に当たります。下記文献の41ページに「TOHO」は東京貿易(株)の穿孔で、昭和円単位に見られると掲載されています。
東京貿易(株)は、会社のWEBページによると、1947年(株)東京貿易として設立され、日中貿易の先駆者となり、1957年に社名を変更しています。更に、2013年東京貿易ホールディングス(株)に改め、現在は年商500億円近く、社員数1300人余の、大企業商社になっています。実は、東京貿易(株)の穿孔文字がなぜTOHOなのかを知りたかったのですが、疑問の解決には至りませんでした。
【文献】安達 直(編)『日本記号入り切手図鑑』、穿孔切手研究会、昭和47年。
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