国立知床10円に旧国名表示櫛型印

　「根室・中春別」局の満月印です。台切手の「ご当地」消しに当たるかどうかは疑問です。というのも、道東の地図を見ると、中春別町は別海町と中標津町の間に位置し、国立公園に指定されている知床半島からはかなり離れているためです。

　中春別局は昭和5年8月6日に設置され、昭和16年から特定局になっています。旧国名表示印の最遅使用は現在昭和41年7月2x日となっています。この消印はもう少し遅ければ最遅使用となっていました。ちなみに、北海道教示印の最早使用は昭和44年10月です。両者の日付は現在約3年開いていますが、今後その間隔がどのように狭まっていくか、楽しみです。