議事堂1.5銭に千島・櫛型印

　今回からは、例会でのチャリティオークションで入手したロット物の探索報告です。実際には元収集家さんの切手アルバムで、明治から昭和30年代中頃までをカバーしています。使用済みをヒンジ貼していますが、当時は端消しが美消しとされていたようで、満月印はほとんどありません。

　その中でこの1枚は千島・別飛（べっとび）局の消印が押されています。年号が読めませんが、台切手が昭和11年11月の発行であることから、「12」か「13」であると推測されます。エンタイアではないにせよ、千島局消しは稀少と言えます。