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観音像350円に櫛型鉄郵印


東京長岡間 55.6.18

 台切手の観音菩薩像350円は、1976年(昭和52)6月7日に書留書状用(封書50円+書留料300円)の料額切手として発行されました。この書留料金は昭和51年1月25日〜昭和56年1月19日までです。この使用済みの日付は55. 6. 18ですので、書留書状に1枚貼りで適正使用されたのでしょう。

 この消印のA欄は東京長岡間とありますので、鉄道郵便が廃止される約半年前の消印です。鉄道郵便が書留書状を扱うのは多くない、むしろ稀なことと思われます。それゆえ、速達や書留用の高額切手への鉄郵消しは貴重になるのも頷けます。印のかかり方からしても実逓便のようです。それにしても、差出人と対面ではない状況で、どのようにして書留扱いが可能なのか、不思議ではあります。ご存知の方、ご教示ください。

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