トップページ * お宝消印探索記 * 旧国名〜北海道:消印表記の移行調査 * 郵趣×英語 * プログラミング備忘録

オシドリ5円の定常変種「かんざし」

 

 まず最初にオシドリ5円2個から始めました。片方の万束表面には昭和32年消しが見えましたので、これは少し期待できるかなと感じました。カラー印刷の『別冊日本切手図鑑』を手元に置いて、定常変種を探しました。実逓消しのロットだったらしく、狙い目通りの初期定常変種が見つかりました。

 この2枚はいわゆる「かんざし」と呼ばれる定常変種で、雄鳥の眼の上方に茶色の曲線が「かんざし」のように見えます。上記文献によれば、昭和32年7月頃の出現で、出現位置はA27と特定されています。2枚も出てきたのは幸運でした。

前のページ2023年4月編 次のページオシドリ5円の後期定常変種「青点」