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まず最初にオシドリ5円2個から始めました。片方の万束表面には昭和32年消しが見えましたので、これは少し期待できるかなと感じました。カラー印刷の『別冊日本切手図鑑』を手元に置いて、定常変種を探しました。実逓消しのロットだったらしく、狙い目通りの初期定常変種が見つかりました。
この2枚はいわゆる「かんざし」と呼ばれる定常変種で、雄鳥の眼の上方に茶色の曲線が「かんざし」のように見えます。上記文献によれば、昭和32年7月頃の出現で、出現位置はA27と特定されています。2枚も出てきたのは幸運でした。
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