「ガールスカウト」に鉄郵櫛型印

　逆位で、しかも印の掛かりもいまいちなのですが、台切手の発行月の鉄郵印消しです。しかもローカル区間の「函館松前間」ですので、大切にしたい1枚です。

　この使用済みの左上部に消印の外輪が見えます。とても細かいことですが、なぜそうなのか、少し気にかかります。押印担当者が最初は左隅に押印したものの、印の掛かりが小さいので改めて押印したと考えられます。また、これは重量便書状で加貼の切手があり、それへの押印の一部が台切手に掛かったという可能性も考えられます。加貼の切手はこの切手の下に貼られていたとすれば、この消印が逆印になっているのも頷けるかも知れません。あくまで、可能性ですが。