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JOCSのキロボックスで昭和59年作成を10s2箱、落札しました。梵鐘60円の使用済みを目当てでした。千枚枚以上の満月消しが見つかって、洗濯用プラスチック大桶2つで水はがしをしました。PC用紙の裏紙にはさんで水分を取り、さらに分厚い本や辞書にはさんでしわ伸ばしをしました。そして、このたび最後の仕分け作業が完了しました。キロボックス探索からコレクション作成まで、いくつもステップ(洗い⇒はさみ⇒押し⇒仕分け)があります。
さて、仕分けのステップですが、まず消印の日付を読み取って梵鐘カレンダーの空白が埋まるかどうかをチェックします。(カレンダーの空白日付はリストアップしてあります。)カレンダーの完成度が高まるにつれて、空白埋めの難度もはね上がります。空白箇所は日曜、祝日等の難物ばかりですから。今回空白が埋まったのは今のところ1枚のみ。
そんな中、画像の1枚が見つかりました。「佐賀」局の試行印だが、さほど珍しくもありません。しかし、よく見るとE欄にあるべき三日月パーツが見当たりません。これは1種のエラー印です。野村氏の文献では「リ」型に分類されているものです。使用例として「日本橋」「札幌中央」「熊本・甲佐」「兵庫・丹南(年賀)」「大阪東」「名古屋中央」が報告されています。「佐賀」は未報告でしたので、掘り出し物の1枚となりました。
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