この種の印刷エラーも第3次昭和と第1次新昭和切手にはよく見られます。ダブルプリントは実際に2回印刷されたのではなく、印刷中に版胴が微妙にズレることによりインクが残り、結果として2重印刷となるものです。
できるだけズレが大きいものを選びました。ズレが1〜2ミリになるとかなり目立つようになります。
【文献】日本郵趣協会『日本普通切手専門がカタログ 戦後・ステーショナリー編』2017年。