１次郵便番号宣伝15円に日立型機械印

　　オークション出品物は、万束の包装紙が半透明ハトロン紙で、各束の一番上の消印状態が見えない状態でした。いかにも当時物のような印象を受けたので、失敗を覚悟の上で入札し、落札できました。

　束をまとめていた輪ゴムは予想通りカチカチに劣化していました。肝心の中身の方は未整理の状態で、北九州と広島地方の満月印が600枚以上含まれていました。ただし日立型機械印や東北のカタカナローラー消しは含まれていませんでした。唯一の例外は画像のもので、万束の中に１次郵番宣伝の500枚綴りが含まれていて、その束の中から東淀川局の日立型機械印が出てきました。時刻表示にかろうじてセリフ付きの「１」が見られます。