![]() TOKYO 1.X.1961 |
この台切手と日本三景「松島」の機械欧文消しはときどき目にすることがあります。何か理由があるのでしょうか?
文献によると、小型6本波時刻2時間表示(RMD-5)というものが載っており、印影的(波6本、局名/時間表示(2時間刻み)/日・月(ローマ数字)/西暦4桁)にはこれに最も近いのですが、波部と証示部の左右が逆になっています。時間表示の先頭が読みにくいのですが、16-18かも知れません。記述によると、東京中央局ではこれを主に抹消印として使用したとあります。その台紙が耶馬渓や松島のシートだったとしたら、一応辻褄は合うことになります。
【文献】日本郵趣協会『日本郵便印ハンドブック2008』(pp.239-240)、2009年。
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