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新金魚7円に縦長変形印

   


 何らかの理由で、印影が変形してしまうことがあります。図の2枚のように、機械印の場合に起こり易いようです。左の印は「うちわ」型、右の印は「風船」型と呼べるでしょう。右の方が歪みが強いと感じられます。縦横の「半径」を測ると変形の程度を数値化でき、ある程度客観的に比べることができます。左の印は縦24横20=1.2、右の印は縦27横20=1.35です。

 「縦長」の変形印ばかりでなく、「横長扁平」の楕円型もあります。郵便物が押印機を縦に通過する際の速度が速いと印影が縦長に、逆に、通過速度が遅いと扁平になると想像されます。中には、上部が尖った「雫・涙」型の印ができることもあります。

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