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20世紀シリーズ切手に斜線型欧文ローラー印

  
MAKI 31.X.99

 こちらは、20世紀シリーズ第2集の野口英世とニホンオオカミ絶滅のペアに、現行の斜線型欧文ローラー印が押されています。台切手は1999年9月の発行ですので、約2か月後に使用された発行年消しです。MAKIは新潟県・巻局と思われます。

 この台切手発行前年の1998年あたりから記念・特殊切手の10種シートでの発行が始まり、20世紀シリーズですっかり定着した感があります。20世紀中にシリーズを終了させる発行予定のため、第16集まで10種シートを立て続けに発行しました。シートの余白に説明文やイラストを印刷して、未使用保存の戦略が見え見えです。1シート740円が16集も続くと、未使用やFDCの収集家は大ピンチです。使用済みコレクターにとっても、丸型印、機械印、ローラー印、欧文印を揃えるとなると、骨が折れます。単片だけでなく、ペアやブロックも入手したくなります。50円ペアの使用済みは入手難かと思われましたが、切りが良いので、ローラー消しなら案外入手できます。

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