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1次国宝シリーズ切手に旧国名表示櫛型印

  
  石狩・比布 (4)3.9.5

 第1次国宝シリーズ第4集鎌倉時代「平時物語絵詞」(昭和43年9月2日発行)に、「石狩・比布」局の消印が押されています。印の掛かりは今一つですが、一応データは可読です。昭和43年の旧国名表示消しの完集に望みを持たせてくれる1枚です。

 「比布」局は明治33年2月上川郡比布に「蘭留」局として設置され、明治34年8月に「秘布」と改称されています。「蘭留」局の丸一型印は1年半の短期使用ですので、貴重です。その後、明治39年3月に「比布」(ぴっぷ)と改称されました。アイヌ語の「ピオプ」(石の多いところ)に当て字をしましたが、道民も道民でない人にとっても難読の局名です。

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