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昭和39年発行記念切手に旧国名表示櫛型印

  
北見・東藻琴 39. 10. 2- 天塩・留萌駅前 39.1-

 「東京五輪大会」30円と50円の切手に、旧国名表示の櫛型印が押されています。消印の掛かりはイマイチですが、外信用の高額切手への櫛型印はあまり多くはないはずなので、ぜいたくは言えません。

 東京五輪大会の開催を記念して、5円や10円ばかりでなく、30円、40円、50円という額面の切手が発行されました。切手少年時代は発行額面について特に疑問や関心を持つには至らず、高額の未使用切手を揃えるのはたいへんだな、くらいにしか思っていませんでした。改めて当時の外信料金表を見てみると、外信はがきの航空便料金が第1地帯宛ては30円、第2地帯宛てが40円となっています。50円は、第1地帯宛て外信書状の航空便の10gごとの料金となっています。それぞれの使用目的ごとに適正1枚貼りエンタイアが欲しくなってきますね。

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