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(続)中点入り和文ローラー印

    
岐阜・柳津佐波 名古屋中央・郵政局内 広島中央・県庁内

 こちらの3枚では、中点が県名や本局名と同じ行の行末に刻印されていますが、中点も入れて各行の末尾位置が揃っています(いわゆる両側揃え)。「中点組み込み」タイプと分類できるかもしれません。

 もっともっと多くのデータが必要ですが、中点の置き方にはいくつかのパタンがあるようです。1)中点を県名や本局名から独立させて、それだけで行とする「中点独立」タイプ、2)中点を県名や本局名と同じ行に配置し、a)中点を両揃えから外す「中点外し」タイプ、b)中点を両揃えのスペース内に入れる「中点組み込み」タイプ、3)中点を局名(分室名)と同じ行の先頭に置く「中点先頭」タイプ、4)中点を刻印しない「中点省略」タイプ。中点の位置を決めている要素として、地域(あるいは県)と字数が大きく関わっているように思われます。中点含みの和文ローラー印はよく見かけますので、今後も注意して見ていきましょう。

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