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オシドリ5円にA欄分室櫛型印

    
下関・下関駅内 37.7.23

 A欄に分室名が一括表示された櫛型印です。下関局の下関駅内分室ということでしょうが、下関が繰り返されるところがちょっと面白い。印が薄いので断言はできないのですが、分室名の前に中点があるようにも見えます。少なくとも、文字間隔が他よりも長いように見えます。

 鳴美刊の『全国郵便局名鑑』全5巻が発行されました。その第3巻近畿・中国地方編を見ますと、昭和17年11月15日設置、昭和47年10月1日廃止とあります。東京・大阪・名古屋・神戸の各中央局には駅内分室がありますが、一括表示されても「中央」があるので、同じ文字列の繰り返しはありません。下関局と同じように、中央局ではなくて駅前分室をもつ局に青森局があります。こちらはD欄に「駅前」と入れて、分離表示しています。北海道関係では、「日高・日高」「天塩・天塩」に同一文字列の繰り返しが見られます。これらは旧国名と局名を表記したもの。

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