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オシドリ5円に第1期和欧文機械印

   
大阪中央 7. 11. 69

 下記の文献によると、和欧文機械印は関東圏の10局で1968年12月1日から使用が開始されましたが、翌69年には大阪、札幌、仙台、新潟、名古屋、松山、京都、神戸、広島、福岡の各中央局をはじめとして、関東圏以外の主要局でも使用され始めました。この1枚は大阪中央局の消印です。

 ちなみに当該文献は、著者が『フィラテリストマガジン』誌に連載していた記事をまとめて出版したものです。奥付を見ると発行部数100部とあります。この数字は少ないとも多いとも見ることができますが、現行消印のマーケット規模を反映しています。なお、連載は現在も進行中で、『和欧文機械印の研究 第2期1979-1990』も出版されています。

【文献】水谷 行秀『和欧文機械印の研究 第1期1968-1979』、スタンペディア、2018年。

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