葛飾 42
1964年東京五輪の寄付金付き切手は、当時の切手ブームと寄付金が額面と同額という事情も相俟って、郵便物に貼って使用した剛毅な人はまれだったと想像できます。未使用よりも消印の読める使用済みの方がずっと高く評価されるのも頷けます。
この切手は葛飾局の和文ローラー印が押されています。はがき料金の5円切手にローラー印が押されるのは多くはないです。おそらくはがき実逓便ではなく、郵便局窓口で料金別納で大量に押印されたのかもしれません。それでも、データがきちんと読めるのでキープです。
前のページ | 魚介シリーズ切手に唐草和文機械印 | 次のページ | 五輪寄付金切手に和文ローラー印 |