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33年用年賀切手に櫛型年賀印

   
広島・長谷 33.1.1 年賀

 C欄に「年賀」の文字が入った櫛型年賀印は昭和33年から使用されました。ちなみに、昭和26年〜31年までは図入り年賀印が使われました。私はもっていないのですが、昭和32年は「1.1 前0-8」だそうです。

 昭和27年〜41年までの時期は、通常のはがき料金は5円でしたが、年賀用のはがきは4円でした。このため、わざわざ5円の切手を貼りつけて出した年賀状は多くはなかった、むしろきわめて稀と推定されます。その切手に満月印が押されるのはさらに少ないので、左の切手は貴重な1枚です。また、昭和35年を除いて昭和41年までの年賀切手の櫛型年賀印消しを持っていませんが、それには(努力不足の他に)品不足という理由があったわけです。なるほど、納得がいきます。

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