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記念切手に鳶色選挙機械印

   
高松塚古墳男子像 高松塚古墳青龍図 鉄道100年

 とび色選挙機械印は候補者が選挙はがきに切手を貼りつけて差し出す場合に押印されるものです。その台切手に通常切手以外の切手が使われることは稀です。データ部は難読ですが、鉄道100年の物は「豊島 58.4.14」と読めます。もしそうなら、はがき料金が40円時代ですので、20円切手を2枚貼りつけたことになります。(実際、ペアになっているものも含まれていました。)

 選挙印の押された額面20円の記念・特殊切手が20枚以上出てきました。その中には「あて所に尋ねあたりません」のようなスタンプ(の一部)が見えるものがありました。ここからは推測ですが、選挙はがきを差し出した候補者あるいは関係者が切手の収集家で、何らかの理由(資金節約とか重品処理など)で20円切手を貼りつけではがきを出したものの、受け取り人が宛先住所から転居していたり、住所自体の記載が不正確のため、差出人に返送されてきたのでしょう。それらの選挙はがきをボランティア団体に古切手として寄付したのかもしれません。今は、私のストックブックに収まっています。

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