キジバト80円に「局」削り消印漏れ消印

　消印もれ消印はその名の通り、消印が漏れている切手を抹消する目的で使用される消印です。局名が表示されているものの、日付データがないため、使用を記録する機能は担えません。このため、２級消印の扱いを受けていますが、一方、その規格に関して統一的な公示がないため、印の形や大きさ、文字の配列、字体、インクの色等に関してバリエーションが見られます。

　局名に関しては従来は「○○局」という表示が一般的でした。「局」を削り取ったと思われる印の出現が、2018年11月に下記のブログで報告されています。今回は、キロボックスから北海道内の「幕別」局の「局」削りが見つかりました。