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オオイトケイガイ62円にD欄櫛入りエラー印

   
宮城・志津川 3.1.1-

 昭和61年4月から、D欄とE欄の櫛型(および横棒が取れた)丸型印が徐々に使われ始めましたが、昭和の終わりから平成の初めにかけて、さまざまなタイプの「エラー」印が見られます。平成3年1月の使用ですので、これは、丸型印のD欄に誤って櫛型を埋め込んだ(と考えられる)エラー印です。ただし、正確を期するとすれば、同局でこの前後の時期に使われていた印影を確認する必要があるでしょう。

 このエラー印が、CTO(Cancel to Order)ではなくて、実際の郵便で使われた実逓消しである点が好感できます。この点がキロボックスの良いところの一つで、この種のエラー印を見落とさずに拾い上げるところが醍醐味と言えるでしょう。こんなのが見つかると「紙ゴミからの宝探し」が止められなくなります。

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