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新キク15円に旧国名入り櫛型印

  
 天塩・剣渕 46.10.4
 渡島・桧山石崎 46.11.25
 日高・様似46.4.29

 戦後になっても昭和40年以前は北海道内局のほとんどで、櫛型印には明治以来の旧国名が表示されていました。旧国名表示が維持された理由の一つは、北海道の地元の人も含めて「北海道」表示にすると北海道のどこなのか局名から見当がつきにくいからでしょう。平成になっても旧国名入りを使い続けた局も例外的にありますが、昭和45年までにはほとんどの局で北海道表示に移行したようです。(おそらく)通達や公示がなされていないため、表示の移行実態の解明には消印調査が必要と考えます。

 左の3枚はいずれも当時、地方の集配特定局の消印ですが、昭和46年時点でも旧国名入りが使われています。一体いつまで使われ続けたのでしょう? 地道に消印調査をして、(旧国名入り)最遅データと(北海道表示)最早データを記録していくしかないと思われます。「旧国名〜北海道:消印表記の移行調査」にご協力をよろしくお願いいたします。

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